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印象深かったこと。
・庄地区のお母さんたちの、大根はもちろん、地域に受け継がれてきた伝統への思い。土用入りの日や、1月のどんど焼きといった季節行事に庄大根の料理が登場するとのこと。地域に根付き、誇りとなっていることを感じた。
・土からにょきっと出た赤い肌の主張。食べごろサインのようでかわいい。
・ゆずの香りがきいたふろふき大根を一口食べたときのほろっとした感動。きめが細かく、密度のぎっしりさはその切り口だけでも一目瞭然だけど、食べて納得のおいしさ。

東京から移住して一年目の私。愛媛の魅力をまたひとつ知ることができました。
在来種の種を守っていくことは大変なご苦労があるけれども、「その地独自の種を持っている」というのは
なんと力強いのだろう、と思った。種と大地と、人の思い。
伝統野菜、応援します!

(報告者:ぐってぃー川口)

 

 



 

至高のスローフード「庄大根」
開催日:2013年12月8日10時0分
  • 受付期間:2013年11月4日 10時 〜 2013年12月4日 13時
  • 定員:15名
  • 参加対象:どなたでも
  • 授業料:実費(お一人500円)
  • 準備物:庄大根を持ち帰るビニール袋をご用意ください
  • この授業は申し込みが定員に達しましたので募集を締め切らせていただきました。

スローフード(slow food)とは、
その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、
または、その食品自体を指すことばです。

「庄大根」は旧北条市の庄(しょう)地区で、
150年から作られている大根のこと。

この地区以外ではなかなか良質なものが育たない
という土着の伝統野菜(地方野菜)です。

普及している青首大根に対し
庄大根はとても珍しい「赤首大根」。

授業では地元で熱心に保存活動に
取り組んでいる生産者の方から、
庄大根の特徴や歴史・栽培・管理のお話を聞いたり、
実際に収穫期を迎えた畑を見学したり、
そして地元の学校給食で味の教育にも使われている
庄大根を、漬物やサラダ、ふろふきなどにして
お昼ご飯をいただきます。

実は全国の食通から“幻の庄大根”といわているほどの料理素材です。

一流ホテルのイベントでしか味わうことのできない
希少な「A級グルメ素材」に舌つづみを打ちながら
スローフードについて考えてみましょう。

メニュー
・庄大根のおろし
・庄大根サラダ
・庄大根のふろふき
・郷土料理「くちかね汁」(だいこん汁)
・ごはん
(お料理は保存会の皆さんが用意してくださいます)

【授業の流れ】
庄集会所集合(松山市庄228-1)
10:00 ごあいさつ 自己紹介(名前程度)
   生物多様性について
10:20 坂本信子さんのおはなし
   畑に移動し収穫体験
11:30 庄集会所に戻り、昼食の準備。
   おろしなどで青首大根との違いを確認。
   庄大根の特性を生かした料理を食べながら
   保存会の方たちと交流。質疑応答。
   アンケート
13:00 終了

この授業の開催は終了しました。

先生:坂本信子
松山市農村生活研究グループ連絡協議会 庄大根研究会
松山市庄在住。昭和15年生まれ。松山市農村生活研究グループ連絡協議会、庄だいこん研究会メンバー。 旧北条市庄地区で、家庭菜園として栽培していた「庄だいこん」が失われることに危機を感じた農家の人達が、農業試験場が移転してきたことをきっかけに、昭和57年から選抜採種を開始し、平成6年に本来の庄だいこんの性質をもった種を手に入れることに成功しました。 坂本さんを含む地元農家の人達によって、復活した庄だいこんを守るために、平成8年「赤首だいこんを保存する会」(翌年「庄だいこん研究会」へ)を発足。 現在も庄だいこんの管理、直売所、学校給食への出荷などを行っています。

コーディネーター:後藤賢二
授業コーディネーター

コーディネーター:内藤正人
授業コーディネーター(WONDEREHIME) NEAL自然体験活動指導者
好奇心旺盛で新しいモノ好き。 でも流行には流されない。 目に見えないもの、カタチには残らなくても ココロに残るものを大切にしています。 いっしょに愛媛のお宝を発掘しませんか。

今回の教室:庄集会所
住所:松山市庄228-1
TEL:
行き方アクセス:松山市内から国道196号北条バイパスの最後の左カーブの地点(マルナカ北条店に向かうところ)を右折。愛媛県農業試験場の右の道を入り小川沿いに約500m。