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西予市野村町のチーズ工房の中で、牛乳のお話やチーズの製造方法の説明を受けながら、実際にモッツァレラチーズを作るすばらしい体験をすることができました。

製造の過程でレンネット(凝乳酵素)を入れてしばらくすると、豆腐のように柔らかくなったチーズの元(カード)にさわらせていただきましたが、その感触を今でも忘れることができません。また、暖かいミルクの香りのなか、四国乳業の鈴永先生、ほわいとファームの大森先生からチーズ製造にかける熱い思いを聞き、ますますチーズに対する関心が深まりました。

ほわいとファーム(レストラン)での昼食後、水分(ホエー)の抜けたモッツァレラチーズをお餅のように練ったり伸ばしたりと、慣れない作業に戸惑いながらも「マイチーズ」を作ることができました。

翌日、自宅でそのチーズを味わいながら、原料となる牛乳はもちろん、牛乳からチーズに変身するために必要な乳酸菌や酵母について思いをはせました。授業で「生物多様性」という言葉を聞き、私たちの食べ物がいろんな生きものや自然の恵みで届けられていることに、改めて気づいたような気がします。

また、モッツァレラチーズは1日で作られますが、工房には3ヶ月以上熟成させるチーズも試作されており、野村町の森の中で静かに眠るチーズたちが、どのように成長するのか楽しみです。

私はチーズに興味があり、これまではフランスをはじめ県外のチーズばかりに目が向いていました。県内でもチーズ作りに情熱を持って取り組まれていることを知り、身近な友人にも紹介したいと思います。(報告=奥村由美)



 

エヒメ産チーズ工房見学会 vol.1 西予市「ほわいとファーム」編
開催日:2013年11月25日10時0分
  • 受付期間:2013年11月7日 12時 〜 2013年11月23日 12時
  • 定員:10名
  • 参加対象:18歳以上なら(食品衛生の観点から)どなたでも!
  • 授業料:実費(2,000円〈モッツァレラチーズの材料費+レストランでの昼食代〉)
  • 準備物:特にありません。
  • この授業は抽選日を設けてはいますが、「先着順」の受け付けといたします。
    お申し込みいただくと、事務局から受付の自動配信メールが送られ、
    その後に別途「参加確定」のメールをお送りします。

    もし、2日たっても「参加確定」メールが届かない場合は、
    下のメールアドレスにご連絡ください。

    wonder.ehime@gmail.com

みなさんは、モッツァレラチーズをご存じでしょうか。

もちもちとした食感が特徴で、薄切りトマトと合わせて
サラダ仕立てにしたり、熱を加えてピザにしたりするのが
定番の食べ方ですよね。

モッツァレラチーズは本場・イタリア南西部の生まれで、
もともとは水牛の乳が材料でした。
しかし、水牛は飼育が難しいこともあって、
いまでは牛乳で作られることが多くなっています。

モッツァレラとは「ひきちぎる」という意味で
固めて水分を抜いた乳に熱湯を加えて、練りあげ、
それを手でちぎって形作ることから、この名があります。

この授業では、地元酪農家で搾乳された牛乳が、
微生物(乳酸菌)などの働きで
5時間後に弾力のあるモッツァレラチーズになることを
リアルタイムで体験していただきます。

教室は、西予市野村町にある「ほわいとファーム」のチーズ工房。
ふだんは入れないのですが、授業では特別に入れてもらい、
朝から夕方まで、二人のチーズ職人から「チーズ」について
みっちりと(笑)教えていただきます!

できあがったモッツァレラチーズはレストランで
ピザにして試食、一部はお土産としてお持ち帰りも。 

「おいしい食生活」が大地と自然の恵み、そして
それを食べ物に仕上げる「人間の技」でできていることを
身をもって感じていただけると思います。

【授業の流れ】
10:00 授業の趣旨、自己紹介、ほわいとファームの紹介など
11:00 モッツァレラチーズの製造(レンネット投入からカットまで)
13:00 昼食(レストランに移動)&チーズ作りの話も
14:00 モッツァレラチーズの製造(ホエー抜き)
15:00 モッツァレラチーズの製造(湯を加えて練って、引きちぎる)
16:00 試食(ピザ)、ふりかえり、アンケート
17:00 終了

この授業の開催は終了しました。

先生:大森司
ほわいとファーム乳製品製造責任者
1969年西予市野村町生まれ。生まれ故郷の野村町で、牛乳の味を活かした乳製品、とくにハード系チーズが作りたいとの思いから「ほわいとファーム」に勤務し、現在は乳製品製造の責任者としてがんばっています。趣味は音楽。仲間と一緒に、70年代ハードロックバンド「ピップエレキバンド」を結成し、ボーカルを担当しています。

先生:鈴永寛
四国乳業千年の森工房マネージャー
北海道にいた2009年から、四国乳業(らくれん)の「森のろまん」カマンベール作りの立ち上げに関わり、2012年から愛媛在住。北海道のチーズ工房で10年の経験を積み、ヨーロッパのチーズ作りにも明るく、チーズ作りの技術は国内屈指。大手乳業メーカーだからこそ可能な、妥協のないチーズ作りを行っています。

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:ほわいとファーム
住所:西予市野村町野村16-383-1
TEL:0894-72-3351
行き方アクセス: