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この日は前編で仕込んだ味噌を持ち寄り、熟成具合の確認や
味噌汁にして試飲し味比べをするという、とっても楽しくおいしい授業でした。

まずは味噌の熟成具合の確認です。
我が家のお味噌ちゃん、一応毎日少し揉んでガスを抜くことはしておりました。
起き場所はキッチンの片隅。
そういえば、先生は30度くらいの場所でとおっしゃっていたなぁ。
室温だけど、ま、いっか。
なんせ味噌作りは初めてで、一カ月でどの程度熟成していれば◎なのか
到底わかるはずもなく汗。
一番乗りで教室に到着したので、先生からマンツーマンで
熟成具合をチェックしていただけラッキー!
ちょっと水分が足りないとのことで、水を足すと良いとの
ありがたいご指導をいただきました。

他の参加者の皆さんも集まりいよいよ授業スタート。
皆さんが持ち寄った味噌は、材料は全く同じ・同量にも関わらず、
発酵の進み具合は異なり、色・香りに微妙に違いがありました。
おいて置く環境によって違いが生まれることを実感できました。
味噌って生き物だぁ!

続いて試飲タイム!
先生が大羽いりこで取ったお出汁を用意してくださっていました。
小さな紙コップに自分のお味噌をティースプーン半分ほど入れ、
その中にアツアツのお出汁を注いでよく混ぜます。
う〜ん、いい香り。
まずは香りを楽しみ、いよいよ我がかわいいお味噌ちゃんに口づけです
(ドラムロール)じゃーん!「おいし〜〜〜〜〜い!!」
まだまだ熟成途中のお味噌ちゃんではありましたが

やっぱり自分で作ったお味噌です、感動のおいしさでした。
皆さんもそれぞれ自分のお味噌の味に目をキラキラ。

ではもっと試飲してみましょう!
ということで、先生や他の方のお味噌も試飲させていただきました。
違う、やっぱり違う!!
飲み比べてみると味や香りに違いがあることをはっきりと感じることができました。
おもしろい〜!
味噌の完成具合に正解はなく、自分の好みに応じて食べればOKなんです。
それが家庭の味になるんですね。
私はさらに寝かせてもっと深みのある味に育てていく予定です!

味噌の試飲で盛り上がった後は、おまけ講義として「裸麦」について教わりました。
今回の味噌作りで麦の麹を使ったからです。
裸麦とは大麦の一種で、穀粒の皮が容易にむけて穀粒がむき出しになることから、
この名前がついたそうです。
しかも!なんということでしょ〜。
我が愛媛県が日本一の生産量を誇っているではありませんか!
当たり前に見ていた麦畑の景色は、この辺りだけの特別なものなんです!!
まさに今、麦の穂がたわわに実り美しい緑色のじゅうたんが広がる季節。
少し足を止めて麦畑観賞を楽しんでみませんか?

授業報告:K.N



 

家庭の味、味噌作り(後編)
開催日:2014年4月23日13時30分
  • 受付期間:2014年4月22日 9時 〜 2014年4月22日 9時
  • 定員:10名
  • 参加対象: 
  • 授業料:無料 
  • 準備物:前編で仕込んだ味噌
  • ※家庭の味、味噌作り(後編)は、前編参加者を対象とした授業のため、事前申し込みは行いませんでした。

麦味噌は、農家が自家用にしていたことから「田舎みそ」の別名もあります。また瀬戸内の麦味噌は、麦麹の歩合が高い味噌です。米味噌よりも塩分が低く、さっぱりとした甘みと香ばしさが特徴です。
・麦麹で使用している「はだか麦」について学びます。
・約1ケ月前に仕込んだ麦味噌の発酵・熟成具合を確認し、管理方法について学びます。

【授業の流れ】
13:30 授業開始(あいさつ、授業目的の説明等)
13:40 はだか麦事情について説明
14:00 発酵、熟成具合の確認
14:45 味比べ(味噌汁で確認)
15:15 授業振返り、アンケート記入
15:30 授業終了

この授業の開催は終了しました。

先生:曽我尚登
1968年愛媛県生まれ。 みそソムリエ。
3児の父。味噌、醤油の製造を行っています。

コーディネーター:後藤賢二
授業コーディネーター

今回の教室:コムズ(松山市男女共同参画推進センター)3階調理室
住所:松山市三番町6丁目4番地20
TEL:989-943-5777
行き方アクセス: