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集合場所の庄集会所に入ると、やさしいお出汁の香りが出迎えてくれました。
「庄だいこん保存会」の6名の方々が、昼食の用意をしている最中でした。

自己紹介を行った後、早速「庄だいこん」の収穫を行いました。6,000本程が
収穫の時期を迎えていました。大きな庄だいこんを見つけるために、我先へと
大根の畝に分け入りました。大人も、子供も夢中で探していました。
この「庄だいこん」は、土から出ている部分が赤く色づきます。いつも口に
している青首だいこんとは違います。参加者は、ずっしり重い大根をお土産に
持ち帰りました。

集会所に戻り、保存会の方々と昼食をいただきながら交流を深めました。
昼食は、はったい粉をまぶしたおにぎり(庄地区で行われる「虫おくり」行事で
食べられるものです)、庄だいこんをつかった料理です。
頂いた料理は、

・おにぎり
・庄だいこんの天ぷら
・庄だいこんのハリハリ漬け
・庄だいこんの煮しめ
・庄だいこんの桜漬け
・くちがね汁

庄だいこん づくしです!。料理をいただきながら保存会の方から、お話を
伺いました。「庄だいこん」は甘みが強く、やわらかい大根です。
くちがね汁で使用されていた切り干し大根も、冬の寒い時期に、北条の風に
さらして作ったものです。年中食べられる保存食として重宝しているみたいです。
また「庄だいこんの天ぷら」には驚きました。大根の天ぷらを食べたのは
初めてでした。美味しかったです。

保存会の方々のおかげで、美味しい「庄だいこん」をいただくことができました。
毎年、この美味しい「庄だいこん」を頂けましように…。
保存会の皆様、ありがとうございました。(授業報告:D)



 

【風早推し隊】北条の伝統野菜「庄だいこん」をいただく
開催日:2015年1月18日10時0分
  • 受付期間:2014年11月14日 12時 〜 2015年1月14日 12時
  • 定員:20名
  • 参加対象:どなたでも
  • 授業料:実費(お一人500円)
  • 準備物:庄たいこんを持ち帰るビニール袋をご用意ください
  • 複数で申込みを希望される場合は、参加される方のお名前、年齢、性別を、
    ask1455634@gmail.comまで、お願いいたします。

旧北条庄地区で150年ぐらい前から作られていた「庄だいこん」、
赤首大根ですが、中身は白色で、甘みが強く、やわらかい大根です。

長年家庭で作られていましたが、自然交雑が原因で
本来の「庄だいこん」の特性が失われた時期もありました。

復元された「庄だいこん」、収穫体験と大根づくしの料理を試食してみませんか。

【授業の流れ】
庄集会所集合(松山市庄228-1)
10:00-10:10 ごあいさつ 自己紹介等
10:10-10:40 庄だいこんについて学ぶ
10:40-11:30 畑に移動し収穫体験
11:30-13:00 庄集会所に戻り、昼食の準備
         昼食をとりながら研究会の方々との交流会       
        片づけの後、解散

この授業の開催は終了しました。

先生:坂本信子
松山市農村生活研究グループ連絡協議会 庄大根研究会
松山市庄在住。昭和15年生まれ。松山市農村生活研究グループ連絡協議会、庄だいこん研究会メンバー。 旧北条市庄地区で、家庭菜園として栽培していた「庄だいこん」が失われることに危機を感じた農家の人達が、農業試験場が移転してきたことをきっかけに、昭和57年から選抜採種を開始し、平成6年に本来の庄だいこんの性質をもった種を手に入れることに成功しました。 坂本さんを含む地元農家の人達によって、復活した庄だいこんを守るために、平成8年「赤首だいこんを保存する会」(翌年「庄だいこん研究会」へ)を発足。 現在も庄だいこんの管理、直売所、学校給食への出荷などを行っています。

コーディネーター:いよココロザシ大学
「誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパス」を掲げ、個人や企業、NPOが持つ知識や技術、経験などの価値を「授業化」し、学び合える仕組みを構築。 授業を教えてくれる市民先生は300人以上、2,000名以上の市民が「学生登録」し、500以上の授業にのべ30,000名以上が参加しています。

今回の教室:庄集会所
住所:松山市庄228-1
TEL:
行き方アクセス:松山市内から国道196号北条バイパスの最後の左カーブの地点(マルナカ北条店に向かうところ)を右折。愛媛県農業試験場の右の道を入り小川沿いに約500m。