愛媛では「イノシシ」と人間のせめぎ合いが問題になっています。
そこで、注目されているのがジビエ!!!
みなさんはこの「ジビエ」という言葉をご存じでしょうか。
フランス語で「野生の獣や鳥」のことで、
イノシシ、シカ、野ウサギ、ウズラ、カモなど、
脂ののった冬から春先にかけて、これを楽しみにしているファンも多いといいます。
日本でジビエといえば、まずはイノシシでしょう。
イノシシ肉は「ボタン」の異名をもち、他には「山のクジラ」とも呼ばれ、
海のクジラ(鯨)同様に、日本人の大切な食糧として親しまれてきました。
この授業では、「はじめてのジビエ講座」として
野生動物としてのイノシシの知らざれる生態と、
食べ物としてのイノシシ肉について、専門家から話を聞きます。
先生は西予市野村町にある「ししの里せいよ」施設長の舟本健さん。
周辺の山々でドングリなどをたっぷり食べて育ったイノシシの
精肉加工を行い、コロッケやウインナーなどを作っています。
舟本さんのイノシシを知り尽くした適切な処理法により、
生のイノシシ肉には全く臭みがなく、ものによっては豚肉よりもおいしいほど。
地元ばかりでなく、全国の飲食店から注文が相次いでいます。
当日は、もちろん試食付き。できれば、豚肉との比較もしたいと思っています。
イノシシの驚きのおいしさをぜひ、体験してください!