愛媛でいちばん広い大学 いよココロザシ大学

とり

学生手帳にログイン

プライバシーポリシー

お問い合わせ

Q&A

いよココロザシ大学って

参加する

授業・レポート

いよのキャンパス

コラボ授業

詳細

受講レポート

「八幡浜みかん《きわみ》カフェ」の授業に参加しました。
 今回の講師の浜田善純さんは、年間約100tものみかんを生産されているそうです。日の丸みかんの市場での評価は、かなり前から日本一だったと思いますが、他県の消費者にも日の丸みかんブランドを浸透させようとジュース事業を立ち上げられました。




「きわみ」ジュースを試飲させていただくと、一口目はその甘さに驚きました。説明をうかがって飲みすすめると、自然な香りや後口のよさがわかりました。えぐみやきつい香りが出ないように、製品率は低くても、内皮まで取り除いてからしぼるシトラスマスター方式を採用して、素材の味を最大限活かしています。1本\1260というジュースにしては高めの価格設定にもかかわらず、年間2万本を売り上げる大ヒット商品になりました。



ジュース作り、パッケージ、プロモーションに力を入れても、それぞれ専門家の力を借りて、発送作業だけ畑仕事の合間にできるシステムにしています。また、販売店やお客様との新たな人間関係も生まれ、農家だけやっているときよりも人とのつながりが大事だと実感する場面が多かったとおっしゃっていました。しかし、それは、もともと浜田さんにみかんと、身近な人や八幡浜という自分が住んでいる地域に対する愛情があったからだと実感しました。

 



最後に、学生パティシエ坂井善充さんによるスイーツを食べました。マフィンとケーキ(ゼリー、ムース、生クリームの3層)でしたが、皮は使わずに「きわみ」ジュースとみかんの果肉を使っていました。ケーキには砂糖を全く使わず、みかんだけで甘みを出したそうです。どちらもとてもおいしかったです。
これからの生活に生かす言葉をたくさんいただいて、心が熱くなる授業でした。

【報告:山中 美佳】

 

 

 

 

 



 

八幡浜みかん《きわみ》カフェ
開催日:2013年1月19日13時30分
  • 受付期間:2013年1月3日 12時 〜 2013年1月17日 12時
  • 定員:15名
  • 参加対象:どなたでも。
  • 授業料:実費(500円(カフェ代))
  • 八幡浜のブランドみかんをお楽しみいただきながら、浜田先生の話に耳を傾けるカフェスタイルの授業です。
    どうぞお気軽にご参加ください!

    この授業はグループやご家族など、複数人での申し込みが可能です。
    複数人数で参加の方は、代表者が授業申し込みの上、メールまたはFAXで、以下の内容をご連絡ください。
    1.授業名 2.参加人数 3.参加者全員の氏名(フルネーム、よみがな)・年齢・性別 4.連絡先(代表者の携帯番号)

    FAX: 089-906-5806
    Email: wonder.ehime@gmail.com

愛媛県は「みかん」で全国的に有名ですが、その裏で県内の生産者が
どのような苦労と努力を重ねているかをご存じの方は多くないのではないでしょうか。

なかでも八幡浜の「日の丸みかん」は、愛媛の温州みかんを代表するブランドです。
八幡浜市の向灘地区で、長年その生産に携わってきた浜田善純さんは、
日の丸みかんに新しい将来を見いだしたいと考え、
日の丸みかん100%のストレートジュース「きわみ」ブランドを立ち上げました。

最近の果物は甘味が重視されがちですが、本来、温州みんには酸味と甘味のバランスが重要です。
浜田さんはハウス栽培の経験から、水の管理によって
温州みかんの味がどのように変わるかを知り、それを現在の露地栽培に活かしているといいます。

もちろん植物学的には品種も大事ですし、生育環境も大事です。
なかでも向灘地区は、実際の太陽、段々畑に築かれた石垣の蓄熱による太陽、
海の照り返しによる太陽という「3つの太陽」の恵みを受けていると言われ、
これがおいしい「日の丸みかん」を生む条件になっています。

そのようなみかんで作られたジュースが、おいしくないはずはありません。
でも、問題はそれをどのように消費者に届けるかということでした。
浜田さんは仲間と「向灘果実倶楽部」を作り、ネーミングやパッケージングなどの
ブランド作りに心血を注ぎました。
そうやって生まれたのが、極上みかんジュース「きわみ」です。



今回は、そんな日本一の温州みかん生産地で試みられている
ブランドジュース作りの物語をカフェスタイルでお楽しみいただきます。
極上みかんジュース「きわみ」はもちろん、
数々の受賞歴をほこる若き学生パティシエによる「日の丸みかんスイーツ」も登場します。

【授業の流れ】
13:30〜 自己紹介など
13:45〜 浜田先生のお話:1)八幡浜みかんがおいしい理由
14:15〜 カフェタイム(きわみジュース)
14:30〜 浜田先生のお話:2)きわみジュースはこうして生まれた
15:00〜 カフェタイム(日の丸みかんスイーツ)
15:30 終了(予定)

この授業の開催は終了しました。

先生:浜田善純
浜田農園園主
八幡浜のみかん農家の4代目として生まれたが、自分たちの作ったおいしい「日の丸みかん」が正当に評価されていないことに疑問を感じ、10年ほど前から加工品の販売に乗り出す。他人とのつきあいが人をつくる、いい人間関係づくりが一番大事というのが持論。こう見えて、ジャズ好き!

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:和光会館
住所:愛媛県松山市緑町1丁目2-1
TEL:089-931-7537
行き方アクセス:大街道下車、ロープウェイ街を進み約5分。 赤十字病院前下車、ロープウェイ街へ進み約5分。