早春のおたまじゃくし観察会参加
生物好きの孫がおたまじゃくし観察会の案内を見つけ、是非行きたいということで参加することになりました。観察会の場所はすぐ分かると思って出かけましたが、慌てて電話連絡してみると通り過ぎており、引き返してたどり着きました。
小田川にかかる橋を渡ると山の麓に少しまとまって水田がありましたが、特別なところには見えませんでした。
10人ほどの子供が親御さん祖父母の方と集まっており、松田先生から2種類のおたまじゃくしがいるので上手に見つけましょうと、水田のあぜ道にそった幅30cmくらいの小さな水路で始めました。子供も大人もにぎやかに声を
上げながらおたまじゃくしすくいをしました。一生懸命な余り、水路に足をすべらす子もいたりで、孫もすくっては観察し差し替えを繰り返しました。
2種類のおたまじゃくしは、ニホンアカガエルとヤマアカガエルというカエルだそうでなかなか見分けがつきませんでしたが、顕微鏡で見ると良く分かり、子供も大人も一緒になって違いが観
察できました。
このカエルは500m〜1000mくらい行動できるそうです。そこに、生活に適した環境があるとさらに500m〜1000m生息場所を広げることができるそうです。松田先生は色んな場所で調査をされているとのことですが、内子町でも2種類のカエルがいる場所は観察会場の他ほとんどなく大変貴重だということを知りました。
観察会の後の学習会では、色々なカエルの写真を見せて頂きました。子供達は見たことある、ないとか、名前のわかるカエルもあって先生と元気に勉強しました。
愛媛県に生息しているカエルは12種類(?)と聞いて、多いのか少ないのか判断できませんでしたが、観察したカエルが減っていると聞き、気がつかないところで環境が悪くなっていることを知りました。
観察会で身近な自然を学ぶことの大事さを感じました。松田先生、山田さま、皆さま有難うございました。おたまじゃくしがカエルになるころ、また、孫とたずねます。
【内子町住民】