貝のことを詳しく知ろうと思う切っ掛けは今までにはなく、貝の分類についても大きく巻貝と二枚貝に分かれることぐらいしかしりませんでした。授業ではアサリが一人一人に配られ解説されました。
貝はタコやイカなどの軟体動物と同じ仲間。模様は指紋と同じく個体で違うが分類には使えない。寄生する貝はそれぞれに寄生する種が決まっていてなんにでも寄生する訳ではない。例えばヒトデに寄生するヤドリニナ、ホヤに寄生するタマエガイ、海綿動物の寄生するヤブサメガイ、星口動物に寄生するユンタクシジミなど様々なものがいますが、今回最も盛り上がったのが節足動物(アナジャコ)に寄生するマゴコロガイ。名前がまず良いです。
共生と共存の違いについても触れ、よく同じように使われるが共生は他の生物と生理的に関係を持つことを指している、なので多くの混同して使われる場合は共存という方が正しいようです。貝の生息する干潟、多くの生きもの関係が交錯しその中でも珪藻の役割が大きいと言う話しが最後にでてきました。
複雑に直接的に関係を持ち保たれている状態、これこそ1つ欠けたらバランスが壊れてしまう脆弱な状態で、環境問題に直結するなあと思いました。
生物多様性とはもしかしたらとても儚い関係性の上にあるのではないかと思います。