鬼北町の総合公園で開催された「第1回鬼こいまつり」。あいにくの雨でしたが、体育館前のマルシェにはさまざまなお店が出店し、25を数えていました。
会場を見回すと、体育館わきで、机の前に座って子どもたちが一心不乱になにかやっています。なんだろうと近づいてみると、机には拡大鏡とピンセットが置かれて、子どもたちはチリメンをより分けていました。
目の前になにやら不思議な生きものの写真−鬼にも見えます−が貼ってあり、この鬼を子どもたちが選び出していたのです。うちの子も「やってみたい」というので、順番待ちして参加しました。
先生が「これは、佐田岬半島で水揚げされたものだけど、食べられるチリメンがいいかい? それとも食べられないけれど、いろんなモンスターが入っているのがいいかい?」と聞きました。娘は「食べられるのがいい」。
そこでモンスター探しです。食べられるチリメンにはモンスターが少ないと聞きましたが、それでも意外にチリメン以外の海の生物−モンスターあるいは鬼−が入っています。カニの幼生やアジの子ども(?)などもいました。これは子どもたちが夢中になるわけですね。
しかも、海には、こんなにさまざまな生きものがいるということが、より分けながら分かってしまうなんて…。帰りには、見つけだしたチリモンをパウチっこで貼り付けたものもいただいて、よいお土産になりました。
ほかのお勉強も、こんなに熱心にやってくれればと思いました。
(報告=ゆみこ)