四国西予ジオパーク応援隊参加記
5月25日(土)ジオガイド養成講座(城川・第1回)が実施されました。ジオガイド養成講座はこれまで、三瓶や宇和などを終え、今回は城川町の三滝渓谷を中心に講座が開かれました。
三滝シリーズの今回は最初の講座、参加者は あちこちから来ており西条市、宇和の観音水の付近にお住まいの方も来ていました。
午前中は 蒔田職員によるジオパークにやジオガイドについてなど基礎的な座学をおこなわれました。続いてはジオガイドについての説明をジオパーク推進室山下主事がおこないました。 ジオガイドには、ジオの知識だけでなく、おもてなしの気持ちも必要であると言われていました。その後、城川町の地質についてなど、高橋課長が説明をしました。最後は、先日千葉県幕張でのジオ審議会にて公開した西予市のプレゼンテーションが紹介されました。
午後からは、城川町窪野にある地質館と三滝渓谷に行きました。岩の上にあるミニミニ田んぼ「岩上田」。川の程近く、フラットな田んぼのなかにふと現れる変わったもの。岩上田といい岩の上に土を敷き、水を引き 苗を入れる準備万端のよう。限られたスペースでの 稲作のテマヒマを感じました。
地質館では、高橋課長が説明を行いました。ガイドをするときのポイントなども伝授していました。その後、4億年前の大陸が息づく三滝を回りました。
最後は、中津川のトゥファを見に行きました。 まるで別府の明礬温泉の湯の花のように、白いものが川のなかに沈殿している様子が見えました。
(*トゥファ・・・石灰岩になる前の状態のもの。石灰が溶けて川に流れ出し、別の石に付着し石灰岩となる前の状態。)