「カモーン!カモの冬越し観察会 in 加茂川」授業を開催しました!
1月初旬の寒い時期で天候が心配されましたが、当日の天候は晴れ!
日差しが暖かく、絶好の観察日和でした。
今回の授業の観察ポイントは、西条加茂川河口と燧灘沿岸部の2つのエリア。
初めに、加茂川河口の河川敷に集合し、山本貴仁先生から観察内容の説明を受けます。
そして、あまり普段使うことがない双眼鏡の使い方のレクチャーを受け、いざ、野鳥を観察!
河口部では残念ながら、カモ類が観察できませんでしたが、ミサゴやトンビなどのタカ科のダイナミックな野鳥が観察できました。
動く鳥を追いかけて観察するのは大変ですが、参加者のみなさんで「あっ、あそこにおる!」と声掛けしながら見つけていきました。
河川敷に降りると、カモのものと思われる羽根が。。。
おそらく、ミサゴなどの猛禽類に捕食された痕跡。悲しいですが、これも生態系として学びます。
カモからの贈り物として、羽根の特性も勉強。見る角度を変えると色が違って見えることを学びました。
加茂川河口部で観察した後は、燧灘の沿岸部へ移動。
ここには沖の方に多くのカモ類が海上や空を飛んでいました。
このエリアは海苔の養殖場にもなっており、カモの餌場になっているんですね。
空に飛んでいるカモ類は陣形を組んで飛んでいることも「ナゼあの陣形で飛んでいるのか?」を教えてもらいました。
冬を越すと北の方へまた戻っていくカモ類たち。
今の時期にしかできない観察会を開催することができました。
ご参加いただいたみなさま、お越し頂きありがとうございました!
【授業コーディネーター:菅】