春になるとあちこちで見かけるタンポポですが、
よく思い出してみると、冬にも秋にも咲いていたような…。
それは、ほかの草花にも見られるような
異常気象などによる「旬」のズレだと思っていました。
ところがタンポポの場合は、春以外に咲くものは
外国からやってきたタンポポだったということを
今回、初めて知りました。
このセイヨウタンポポが増えすぎて、
昔からある日本タンポポが減っているということは
衝撃的な事実でした。
生きもののカメも、縁日などで売られていたミドリガメが
日本に昔からいるイシガメを準絶滅危惧種に追いやるなど
生態系を壊しているため、輸入や飼育が禁止になった
ニュースは聞いたことがありましたが、
タンポポの場合は必ずしもセイヨウタンポポが
日本タンポポを駆逐しているわけではないそうです。
どちらも共存できる良い方法が
見つかると良いのですが…。
この授業で実際の花の観察方法や見分け方を学び、
興味を持ったので、わたしも家の周りのタンポポを調べて
タンポポ調査に協力したいと思います。
【授業報告:綿毛】
タンポポ調査・西日本2015ホームページ
http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015
調査期間:
2015年調査:2015年3月1日〜5月31日
調査方法:
1.花の咲いたタンポポを見つける
2.調査用紙に必要事項を記入
3.タンポポの花を採って、テッシュで包む
4.タネがあれば調査用紙にセロテープで貼り付ける
5.調査用紙とタンポポの花を事務局に送る
調査用紙:
http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/paper/ehime.pdf
調査用紙送付先:
〒790−0827
松山市鉄砲町1−7 NPO森からつづく道
タンポポ調査・西日本2015 愛媛実行委員会