子供二人(6歳、10歳)と午前中の授業から参加しましたが、午前中は移動範囲も広く、車の通りが多いところもあったので、子連れには少しひやひやしました。しかし、午後の授業ではまず河原で石の標本づくりから。
子どもたちが石に興味を持つのかなと思っていましたが、先生の元気さと熱心さに刺激されたのか、夢中になってやっていました。河原の石に「ただの石」というレッテルを貼るのではなく、何事につけてもそうですが、奥深さを知るおもしろさを久しぶりに体験できました。
そのあと、江戸時代に植えられたという肱川沿いにあるエノキの叢林を見に行きました。これは竹林とセットで植えられることが多く、川が増水したときに、これで土砂が田畑に入ってくるのを防いでいたそうです。
大洲城のほとりについてからは、最後にもう来ないかと思われた渡り鳥(カモの仲間)が次々に川面に帰ってきて、盛り上がりました。子供はうれしくなったようでどんどん先生に質問し、矢継ぎ早に答えてくれる先生にとてもうれしくなったようで、先生を追いかけ回しておりました。
これこそまさに教育だなあと思いました。黒板の前で答えを教えるだけが勉強ではなく、子供の心に瞬間に湧いてきた疑問に即座に答えてあげてこそ、子供の心は躍動して、よい方向に向かっていくのだなと思います。
子連れで参加するには少し大変な企画でしたが、親子で参加できてよかったです。次回もまた参加したいです。一緒に行ったお友達も、次回はお母さんも連れてくると言っていました。どうもありがとうございました。
【報告=山岡有紀子】