ＮＰＯ法人いよココロザシ大学 さんが、
県から委託を受けて展開している
生物多様性プロジェクトの授業をさせていただきました。



この、生物多様性プロジェクトのコンセプトは、
ヒトも生物の一種、自然の一部
ヒトも動物も植物もお互いに支え合って生きている、
自然とヒトとのつながりを大切に、５０年後、
１００年後の子どもたちにも美しい地球を残そう、
という国家プロジェクトを受けての活動だそうです。

そんな一大プロジェクトの中で、今日私がお伝えしたのは、
ひとことでいうと、植物からの恵み です。

授業は「花とハーブの素敵な関係」と名付け、
二部制でさせていただきました。

一部は、春色のフラワーアレンジ。
甘い香り、優しい色、透明感のある花びらを持つ
春のお花を使って、花かご風のアレンジを作りました。

アレンジメント初体験の方も何名かいらっしゃいましたが、
みなさま思い思いに、真剣な面持ちで取り組んでらっしゃいます。

春の明るい日差しに映える素敵な作品が出来上がりました。



お花の命は限りあるもの。
その姿を永遠に留めることはできませんが、
それだからこそ、満開に開いて咲き誇りやがて
萎れて枯れていくその様子を身近に観察し、
ヒトだけではない生物の営みを感じていただけたら、と思います。

一部ではアレンジメント完成後に、バスソルトもお作りいただき、
ハーブティーのご紹介もしながらのティータイムも楽しみました。





そして、二部はハーブの手ごね石けん作り。
保湿、抗菌、美白…などハーブが持つ嬉しい効果を
ご紹介したあと、お好きなハーブや香りを選んでコネコネ作業です。



こちらもみなさまいつの間にか無口になり
黙々と作業されてました。
こういった無になる時間が、リフレッシュタイムにもなりますね。



自然の色と香りの優しい石けんが出来上がりました。
ハーブは見てよし、嗅いでよし、飲んでよし、食べてよし…
とまさしく五感全てで楽しむことができます。
今日は、自然のものを使って手作りする楽しさも
感じていただけたのではないかと思います。



誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパスという
いよココロザシ大学さんのフレーズのもと、
今回のような貴重な機会をいただけたことに感謝です。



コーディネーターのお二方、ご参加のみなさまとも
楽しく交流させていただき、
ヒトとヒトとのつながりも感じた有意義な一日となりました。
みなさま、ありがとうございました。
【報告：宮岡美由紀】