東日本大震災の日、私は東京にいました。その後、様々な復興支援が立ち上がり、知人が被災地にボランティアに行ったり、被災者の方のお話を聞く機会がありました。
しかし、愛媛に戻ってくると、やはり他人事という感じがあることは否めません。加えて、被災地でボランティアがうまく機能していなかったり、お金がうまく回ってなかったりといったニュースが流れ、どんな支援がいいのか分からなくなりました。被災地はまだまだ支援が必要で、なにかしたいけれど、「今有効な支援」が何なのか分からない。
そんなとき、「半分寄付・半分投資の被災地応援」というコピーを見て、興味を持ちました。
ミュージックセキュリティーズの神谷さんから、半分寄付・半分投資とはどういうことか、という説明がありました。この制度のいいところは、自分のお金が誰に渡ったか、そしてその後どうなっているのか見えるところだと思います。さらに、自分が応援したい人を応援できる。選ぶことで、お金と一緒に、エールを送ることができます。
これを使って投資する人のほとんどは、配当を求めているわけではないそうです。自分が応援した会社が元気になって、そのうち、そこの製品が送られてくるのを楽しみに待っている。
応援して待ってくれている人がいるから、支援を受ける人たちも頑張る。まさに「想いを込めたお金」です。こんな「お金」の使い方が、もっと広がればいいなあと感じました。ありがとうございました。