授業を行う教室が「片町集会所」。北条に縁もゆかりもありまくる私は、まずそのローカルさにほっこりしました。
今回、私は北条が好きで好きでたまらずこの授業に参加をしました。いざ教室へ行ってみると、老若男女たくさんの人が授業に参加していて驚きました。また、私と同じように北条が大好きな人もいれば、北条を知りたいから参加したという人もいて大変嬉しく思いました。
授業では、自分の思いつく北条の魅力をどんどん出して意見交換をしました。私は正直、北条の魅力を語らせたら、量も熱意も誰にも負けない自信がありました。しかし、皆が出した北条の魅力を見てみると、自分の知らなかったこと、知っていたけど魅力だと捉えていなかったこと、「そういえばそれもあったな〜!」と思うことが沢山ありました。23年間も住んでいて魅力に気づいていなかったのは若干悔しく思いましたが、それ以上に北条に無限の可能性を感じました。「北条にはもっといろんな魅力がある!これからもっと発掘して、いっぱい発信していけるはず!」と確信しました。
授業の最後に、皆で授業名を考えました。意見を出し合う中で、ご年配の方から北条が北条と呼ばれるようになった歴史を教わりました。そのご意見を基に皆で北条全体を盛り上げるならば、という意味を込めて授業名前に「北条」ではなく、あえて広い意味での北条である「風早」という名称を使用しました。皆様のご助言もあり、考えた授業名が抜擢され、嬉しかったです。
今回、「わくわく感」を持参してこの授業に臨みましたが、授業を終えて「更に大きくなったわくわく感」を持ち帰ることができました。これからの授業も楽しみです。
一緒に「風早推し隊」に参加して下さった皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。
【授業報告:道後 晶代】
私は松山に転居して5年です。住み始めてすぐに、北条の夕日の美しさに魅せられて、一瞬でこの街が大好きになりました。いつかこの街で働きたい…と思い、3年前から北条の病院で勤めています。そして、北条への移住計画も進行中です。そんな中、「(仮)北条学」という授業の開講を知り、何…?なに…?ナンダ…?と興味津々、やや興奮ぎみに申し込みをして飛びつきました。
この授業は、そもそも「(仮)北条学」という仮名での集まりでした。北条地域振興を図る「風早レトロタウン構想」を進めている松山市が、いよココ大学に委託したとのことで、授業の名称を考えることも授業内容に含まれていました。
参加者は小学生から70代まで30名弱が集まりました。まずは、「北条といえば・・・」というお題で参加者それぞれが持つ情報を出し合いました。北条といえば・・・「鹿島」「高輪山」「腰折れ山」「斎灘」など風光明媚な環境から、「○○さんの作るプチトマト」「たまねぎ王子」など食べ物やお店、他にも珍百景や知る人ぞ知る名人などなど、情報がみんなからあふれ出ました。それをさらに項目分けしてさらに吟味して、そんな感じで授業は進んで行きました。
そして最後に、この授業の名称はどうしようか・・・という話し合い。結果決定したのが「風早推し隊」という名称です。歴史ある北条の魅力をもっともっと知りたい、知って欲しい、そんな参加者の思いが込められています。さぁ、これからどんな授業が紡がれて行くか・・・ますます楽しみになってきました!
【授業報告:白柿 綾】