“ぽちゃん”“ぴちゃっ”“ぴちょっ”“ぼとっ”
僕は日本人として、日本語の表現の豊かさ、繊細さは素晴らしいものだと考えています。
この魅力的な授業名を知った瞬間に、この授業を受けたいと思いました。
授業内容は、初めに先生である、おはなし屋“えっちゃん”が擬音語を使った人形劇をしてくれました。すごくチャーミングな先生で、授業は終始、楽しく和やかな雰囲気でした。
そして、擬音語をよく使っている絵本をたくさん紹介してくれました。なかには、擬音語だけで構成されている絵本もあり、面白かったです。擬音語に関するクイズもありました。
そこでは5歳の少女が大活躍していました。大人たちが悩んでる問題にも、答えを連発!!(笑)感性が柔軟で鋭く、大人たちの方が圧倒されていました。見習いたいと思いました。参加者の年齢も世代も様々なココ大の授業だからこそ味わえた体験でした。
また、一冊の絵本に日本語の文章と英語の訳が書いてあるものを紹介してもらいました。日本語と英語のことばでは、ニュアンスが大きく違っていました。他の言語には、決して訳すことができない日本語の情緒さや繊細さや美しさなどを感じることができました。
そして、実際に水遊びなど行いながら、そこで発生する音に耳を傾けたり、最後には、自分たちで絵本を作り発表しました。同じ絵を題材にして、絵本を作ったのに、みんな日本語の表現がちがっていて、とても面白かったです。
今回の授業をうけて、普段の日常生活にも、遠くから聞こえる音に耳をすましたり、雨の音に耳を傾けてみたいと思えるようになりました。きっと、そんなささいなことに意識をしてみるだけで、心に余裕が生まれたり、日々の生活にちょっとした彩りが加わるのかなと思いました。
【授業報告:まつ】