山登りには日頃から親しんでいましたが、
「きのこ」は特に気にとめたことがなかったので、
新しい視点で山を楽しめるかも!と思い、
講座に参加させていただきました。
講座当日は天気もよく絶好の山登り日和。
竜神平目指して山歩きスタートしました。
秋じゃなくてもきのこなんてあるのかな〜と思っていましたが、
花と同じで時期によって生えるきのこも違うとのこと。
緩やかな登り道を歩いているうちに、きのこ第1号発見!
テンションもあがります。
竜神平に近づくにつれ、見つかるきのこも増えていき、
「キイロスッポンタケ」など、見たことも聞いたこともない
きのこも観察することができました。
そのうち参加者の方々からも「あそこにきのこ!」
「あそこにも!」と声があがるように。
自然ときのこが目に入るようになっていました。
講師の先生のお話では、きのこなどの菌類は
倒木などを分解するという重要な働きがあり、
きのこがなければ森は現在のような姿でないとのこと。
生態系においてきのこがそんな重要な働きを担っているとは知りませんでした。
今回の講座は、きのこを探す楽しみと同時に、きのこの奥深さ、
そして生物多様性についても考えるきっかけを与えてくれ、
充実した1日でした。
コーディネーターの内藤さん、小池さん、講師の先生方、
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。