『共感のファンドレイジング』…?意味わかりますか?
何やらわかりませんでしたが、お堅いイメージの「りそな銀行」とくだけたイメージの「大阪FM802」というキーワードに、なんや面白そう!とワクワク♪アンテナがピン!!

藤原明講師の自己紹介から始まり、企業連携・産学連携・社学(地域)連携・官民連携による「REENALプロジェクト」の数々の施策へと話は続く。
講師が大阪生まれ・大阪育ち、落語研究会出身ということで、お話のテンポ・リズムがとても心地よい。内容はとても深く広く、具体的に使っているフレームワークの使い方から、人間関係やネットワークづくりの極意まで。爽やかな笑顔で情熱的なレクチャー。とてもリラックスして楽しく学ぶことが出来ました。

そして、受講生どうしで、まずは自分自身の強みや所属する組織の強み発掘ワークを。次に、それだけでは空想に過ぎない頭の中のアイデアを具現化するため、関わる3者の現状・課題・解決策(行動ステップにまで落とし込み)をワークシートへ記入。
3者みんながハッピーになる企画にするのが、上手くいく一番のポイントであると、藤原講師は何度も力説。企画に関わる会社・団体の強みをよく把握することで、強い“信頼”を築くことができることも。そして、最初は小さく始めて実績を作ることで、どんどん広がっていくのだと。小さくても「行動すること」と「考えること」を何度も何度も繰り返すこと!そのうちに、ベスト案がスーッと見えてくる。大切なのはどの会社・団体にも必ずある強み。それぞれの強みを生かすことを楽しみながら共有する。

講義は、ギュッと濃縮された素晴らしい内容でありながら、それ以上に受講生が感銘を受けたのは、藤原講師の生き方そのものではないでしょうか。会社がどうだとか、周囲の人がどうだとか言い訳しない。
謙虚に出逢った人たちを大切にし、自分の目指す理想を楽しみながら実現していく。惜しみなくすべてをシェアする姿。是非また来ていただいて、多くの会社員の方にも良い刺激を与えていただきたいと思います。感謝☆

【報告: 中嶋 美知】