エミフルMASAKIの近くにビオトープがあることを知りませんでした。普段は車で来るので気づいていませんでした。温暖化をテーマに、このビオトープで生態系の変化について考えました。
まずはデンジソウ。シダ類では数少ない水草だそうです。昔は水田雑草としても知られ、嫌がられていた雑草ですが、現在は激減しているそうです。ビオトープのデンジソウは今治から持ってきたそうです。
次はランタナ。元々は園芸種でしたが、温暖化が原因で野生化しているそうです。重信川の河川敷に多く見られるそうです。野生化したということは、種が鳥などに運ばれ野生化したものもあれば、人間が捨てたものもあるのではないかと思いました。園芸種は在来種よりも強いので、生態系のことを考えると、むやみに捨てることは止めないといけないと思いました。
またビオトープで刈った草などを積みためて、堆肥を作っています。現在ある堆肥は4年前のものだそうです。このまま温暖化が進んでいくと、堆肥にも影響がでるそうです。堆肥は微生物などの力を借りて分解していきますが、気温が上がると微生物の活動が活発になり、分解が早くなるそうです。気温が高い熱帯地域には、堆肥がない(できない)そうです。驚きです。
温暖化という言葉を、最近よく聞きますが、ただ暑いではすまされないと思いました。自然の生態系が崩れることで、私たちの生活に大きな影響を与えることがわかりました。
先生の話が楽しく、とてもわかりやすい授業でした。
【授業報告:Mame】