薄墨羊羹の主力商品である「こざくら」の新しい限定パッケージを、一般の方と意見を出し合い、デザインしていこうという企画。今回の授業は、デザインを考える前段階として、「こざくらが求められる新たなシーンとは?」を意見しあう授業だった。
通常のディスカッションではなく、ブレインストーミングによって何らかの企画をやってみたいと思っていた私は、「意見を否定しない」「アイデアを真似ても良い」というルールを意識して臨んだ。
一般の方たちの意見やアイデアは、ユニークな発想ばかりで驚かされた。「羊羹を日常に溶け込ます」「飲み物とセットに」「メッセージ性を持たせる」等といった様々なアイデアがあり、どれもが今までのご贈答品としてではなく、現場で働く我々の脳からは生まれない新たなこざくらの活躍シーンだった。販売者側だけで議論するのではなく、お客様側と一緒に一つの企画を進めていくというのは想像以上に楽しく、とても有意義な時間だった。これから先の企画の進行、そしてデザインの完成がとても楽しみだ。
(授業レポート:中野本舗営業部 簗田麟太朗)
今回、松山の銘菓である薄墨羊羹を新たにデザイン出来ると聞き、いよココロザシ大学の授業を初めて受講しました。受講するまで、まさかここまで楽しい授業だとは思いませんでした。タイトルにもあるシーンから商品開発という言葉のように、いきなりパッケージをデザインし始めるのではなく、まず使う場所や目的といったシーンを考えるという経験はとても勉強になりました。
私は現在大学生ですが、他の世代や職業の人と同じ課題に向けて解決策を考えていくという機会は全くと言っていいほどありません。すごく貴重な経験が出来たと感じています。一人一人境遇が違うからこそ様々な視点から考えたアイデアがあり、とても新鮮でした。斬新な考えがいくつもあり、こんなアイデアが思いつくのか!と少し悔しい気分にもなりました。(笑)より具体的なデザインをしていく次回がとても楽しみです。
(授業レポート:鈴木裕之)
2月13日(月)に開催されたシーンから考える商品開発に参加してきました。
今回のお題は中野本舗さんの『薄墨羊羹』。よくお店の前は通るけど、実は見たことも食べたこともない商品です。今回パッケージを考える『こざくら』について説明を受け、実際にグループワークに移りました。今回はシーンを中心に考えることでお菓子交換や朝の短い通勤時間にとユニークな意見がたくさん出ました。また、ふりそでや浴衣風、コーヒーショップ風などパッケージに関しての意見交換も大変盛り上がりました。
私は美術が苦手な科目の一つだったので始まるまでアイデアなんて思いつかない!不安!といった感じでしたが、いざ考え始めるととりあえず思いついたことをいってみる、という雰囲気があっているなと感じました。今回のワークショップでは自分が使うならという新しい視点を持つことができ、大変楽しかったです。次回も参加します!
(授業レポート:岡林千夏)